地元の新聞、洛南タイムスで「パリジャンを魅了するお茶、その名は”テ・ウジ”(宇治茶)」という記事が本日2017-02-16掲載されていました。
京都府庁の方と話すと、宇治茶の海外への展開は府としても、重要課題として取り組まれているようです。
最近は、宇治茶ブランドの世界遺産登録へ向けて、官民あげて取り組まれているようです。
パリは世界へ広めていくための登竜門とも言われており、日本からお茶屋として、寿月堂さんやとらやさん(←お菓子屋さんのとらやさんがお茶のカフェをやってます)などが店舗を構えて頑張っておられます。私も一度、訪問させて頂きました。
ニューヨークでブランド・マーケティングの仕事をされている方に聞いた話ですと、食にせよ、ファッションにせよ、パリでブームを作ってからニューヨークに持ってくるのが1つの上席
日本茶の味は海外の方に理解されるの?
私がお茶をもって海外を旅した時、色々な意見をもらいました。細かい話は別の時に書くとして、海外のお茶屋さんに興味深いアドバイスを貰ったことがあります。
「味覚は、文化や国によって様々だが、世界上位1%の人たちの味覚は、似ている」
上位1%ってなんやねん、とは思いましたが、確かに、どこの国の料理や飲み物も、上等なものになるに従って、味に深みが増して、荒削りな部分が削ぎ落とされて洗練されるように思います。
だからこそ、和食をはじめ、フランス料理、中華料理などのレベルの高い食は国や人種を問わずに世界中で人気があるのだと思います。
お茶と似た例では、日本酒があると思います。
獺祭が世界で飲まれていますが、大吟醸以上の磨きだけにこだわって、深くて旨味の強い味が世界のセレブに親しまれています。
今は、世界で抹茶がブームですが、上質な煎茶や玉露ももっとブームが起きてもおかしくないなと思います。
がんばって広めていきます。
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