宇治田原町の観光スポット5選!正寿院にきたらついでに寄ってや〜

当社は、長らく宇治田原で和カフェ「お茶の郷木谷山」を運営していますが、最近明らかに観光客のお客さまが増えました。どうやら、宇治田原の奥の方にある、正寿院というお寺が話題となって、遠くから足を運んでくださる方が急増しているようです。

私の生まれ育った町に観光客のみなさんが来てくれるのは非常に嬉しいのですが、ただ、残念なのは、せっかくこんな(へんぴな)場所まで来てくれたのに、正寿院だけを見て帰られる方!

人生で、もう一度宇治田原に来ないという方も(悲しいかな)多いと思いますので、ぜひ宇治田原を堪能していってください。実は、「百人一首が詠まれた神社」や、全国でも珍しい「お茶の神社」などがあります。

以下、順に紹介していきます。

正寿院

正寿院@宇治田原町

まずは、話題になっている「正寿院」です。こちらの客殿にあるハート型の窓「猪目窓」がインスタ映えすると話題になったのがきっかけで注目されるようになったそうです。猪目窓というのは、茶室の様式の一つだそうです。

この猪目窓は、季節で表情を変えますので、特に秋の紅葉の季節になるともっと美しい絵になります。

風鈴まつり

風鈴まつり@宇治田原の正寿院

7月1日〜9月18日までは、「風鈴まつり」として、2000個もの風鈴が境内に飾られています。宇治田原は京都市内よりも4〜5度くらい気温が低い場所ですが、風鈴の音色でさらに涼しく感じます。

催し

ちなみに、風鈴への絵付けや、庭を見ながらお寺でヨガ、オリジナル数珠づくり、写経・写仏体験など、様々な催しもされているそうですので、詳しくはホームページをご覧ください。

詳細:正寿院

※公共交通機関でも訪問可です(バス停より徒歩15分程度)。

アクセスの詳細は、記事の下部を参照してください。
少し長くなるので、まとめて記載しています。

茶宗明神社

茶宗明神社

宇治田原には、全国でも珍しい「お茶の神社」があります。我々茶業者にとっては、聖地みたいなところです。

実は宇治田原は「煎茶発祥の地」で、みなさんが普段飲まれている煎茶は、この永谷宗円生家にて17世紀頃に発明されました。煎茶発祥のストーリーを書くと長くなるので省きますが、煎茶というのは、当時、上流階級の象徴だった「抹茶」に対するアンチテーゼとして「永谷宗円」によって開発されたお茶です。

マニアックな補足・・・

煎茶は、広義には「煎じて飲むお茶」ですので、永谷宗円以前から存在していたとも言われています。永谷宗円が発明したのは「青製煎茶製法」で、①蒸し製で、②茶葉を揉みながら、③焙炉で乾燥させてつくる、現在の日本煎茶の製法に直接的な影響を与えた製法であり、狭義の意味での(現代的な)煎茶です。

その後、なぜ煎茶が日本中に広まったのか、という話や、煎茶で有名な「売茶翁」と宗円との関係などは、別の記事にまとめようと思います。お茶は、江戸時代の全国規模の一大ビジネスになったのですが、それは宇治田原から始まったのです。

※上の写真は永谷宗円生家で、その奥に茶宗明神社があります。

詳細:永谷宗円生家(及び茶宗明神社)

※公共交通機関でも訪問可(徒歩15〜20分程度)。

詳細は、記事の下部を参照してください。

猿丸神社

猿丸神社

「奥山に 紅葉ふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」(『古今集』)

ここ猿丸神社で、三十六歌仙の一人である「猿丸太夫」に詠まれた、百人一首の一句です。七世紀頃の詩ですので、猿丸神社の歴史の長さを感じます。

歴史といえば、余談ですが、宇治田原は、本能寺の変の時の徳川家康「伊賀越え」のルートです。逃げる家康を数日間、宇治田原の城主がかくまったそうです。そして、晩年になってその家康が作った「日光東照宮」には、「見ざる言わざる聞かざる」の三匹の猿がいます。もしかしたら、猿丸神社の存在もそれに影響したのかなぁ・・・なんて個人的には妄想をしております。実際のところは知る由もありませんが。

猿丸神社は、「こぶとりの神さま」「ガン封じの神様」ともいわれていて、デキモノやガンの予防などで訪れる方も多い神社です。境内には沢山のお猿さんの銅像が沢山あります。お願いの仕方は、「頭がよくなりますように」とお願いしながらお猿さんの頭をさすったり、胃の調子がよくなりますように、とお願いしながら、お猿さんのお腹をさすったりします。

詳細:猿丸神社

※ここは、公共交通機関では原則アクセス不可です。マイカーでお越しください。一応、維中前というバス停から徒歩40分らしいですが、道幅狭い上に遠いのでオススメできません。

ここまでが代表的なスポットです。ここからは恣意的な基準で私のおすすめを適当に紹介します!

お茶の郷 木谷山

弊社の運営する喫茶店です。カフェメニューでは、抹茶ソフトクリームや抹茶パフェが人気です。

メニューをのせておきます。
お茶の郷 木谷山

季節メニューのきんとき(夏期)や、ぜんざい(冬季)も気合いれて作っております。特に、ぜんざいは1〜2日煮込んで、さらに注文入ってから直火で餅をやく、というかなり手間のかかる仕事をやってます。

よくお客様から言われるツッコミどころを書いておきます。
* 看板に「いらっ茶〜い」って書いてあるけど、あれ何?
* 抹茶パフェ、あれで550円て安すぎやね。
* 無料で出てくるお茶が美味しい!
* 帰り際に見える「飲んで運転 お茶なら安全」。確かに。

カフェの裏側が製茶場ですので、昼間は製茶中のお茶の香りが駐車場に漂ってるかもしれません。自社で仕上げたお茶やお菓子を各種販売していますので、お土産の購入にも、ぜひお立ち寄りください。

石臼挽き抹茶づくり体験

最近、こんなことも始めました。石臼で自分だけの抹茶を作って、飲んでみてください。家族で、カップルで、友達同士で楽しんで頂けます。(要予約)

アクセス

京阪バスの「長山口」というバス停から徒歩3分です。
ちなみに、長山口と書いて、「おとのやまぐち」と読みますので下車の際は注意してください。

  • 駐車場は、約30台分完備です。
  • 水曜日定休

京のうどん たな家屋

同じく、お茶の郷 木谷山の敷地内に「京のうどん屋 たな家屋」といううどん専門店があります。このうどん屋、以前、宇治田原の別の場所にあったのですが、人気すぎて道路の渋滞の原因になるということで、立ち退きされたお店です。

ランチ限定営業、かつ日曜日が定休日となりますが、コシのある手打ち麺が人気で連日賑わっています。

個人的には、カレーうどんが癖になる味でオススメです。あっさりいきたいときは、ぶっかけうどんに鶏天トッピングです。西京味噌とかも美味しいです。

リンデンバウム

知る人ぞ知る、宇治田原の奥地にある洋食レストラン。私の実家から徒歩5分という場所にあります。よく他府県ナンバーの車も止まっています。家族のお祝い事にここで食事することもあります。

場所は永谷宗円生家と同じ集落にあるので、一緒に回るのがオススメです。

詳細:リンデンバウム
ディナーは一組限定の要予約なので注意。

茶畑スポット

国道を走るだけだと茶畑はあまり見れません。両サイドに広がる山の麓に行く必要があります。
簡単なのは、宇治田原小学校の裏の丘にある茶畑かと思います。上の写真の景色が見れます。

近くにいけばわかると思いますが、およその場所をGoogle mapで検索できるようにしておきました。
こちらからどうぞ→宇治田原の茶畑スポット

その他

お茶屋さんは、当社の他にもあります。一応、私がお茶屋なのであえて紹介はしませんが(笑)、それぞれ個性がありますので、いくつか回ってみるのも面白いと思います。

アクセスのまとめ

宇治田原へ公共交通機関で来る場合は、バスです。電車はありません。
次の「田辺経由」でも、「宇治経由」でもどっちに乗っても同じです。

  • 近鉄新田辺/JR京田辺から

60系等、62系統のバスに乗車して「維中前、工業団地前、緑苑坂」あたりを目指してください。
近鉄新田辺からの時刻表

  • 京阪宇治/JR宇治から

京阪宇治からの時刻表

正寿院へのアクセス

京阪バスで①維中前で降りて、②コミュニティバスという町営の無料バスに乗り継ぎます。

コミュニティバスで「奥山田」というバス停で降りて徒歩15〜20分ほどで正寿院につきます。道は看板でわかると思います。

コミュニティバスの時刻表

※コミュニティバスは地元の方ためのサービスなので、もしお年寄りなど、町内の利用者がいた場合は、そちらが優先されますので満席の際はご注意ください。

維中前には、タクシーもスタンバイしてますので、タクシーをご利用される方も多いです。(料金は多分、片道2000円くらいです。何人かで乗り合わせるのが賢いと思います)

茶宗明神社へのアクセス

正寿院の途中にあるのが茶宗明神社です。
コミュニティバスの「湯屋谷」で下車すれば、そこから徒歩15〜20分程度です。

ここもタクシーが便利ですが、古い町並みを見ながらゆっくりと歩くのもよいと思います。

猿丸神社へのアクセス

上述したとおり、ここはマイカーがおすすめです。
維中前というバス停から歩くと徒歩40分だそうです。道も狭く、あまりおすすめできません。

お茶の郷 木谷山へのアクセス

維中前から徒歩10分程度で到着できます。
京阪バスで、維中前を過ぎると「長山口(おとのやまぐち)」というバス停があり、そこからなら、徒歩3分です。

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